技術部
技術部は、港湾施設・漁港施設・海岸保全施設について、
構造物の設計、施工方法の検討、維持管理の検討を行っています。
構造物の設計
港湾施設・漁港施設・海岸保全施設の構造設計(断面検討、配筋設計)を行います。
主な設計施設
・係留施設(桟橋、重力式岸壁、矢板式岸壁等)、護岸、胸壁など
・仮設構造物(仮設構台、二重締切)の設計
施工方法の検討
港湾構造物の施工方法及び施工手順を検討します。また、入出港船舶への安全を考慮した施工方法を検討します。
主な業務内容は以下のとおりです。
・施工方法及び施工手順の検討
・工事数量の算出
・概算工事費の算出
・工事工程表の検討
維持管理の検討
港湾構造物の老朽化調査の結果に基づき、構造物の健全度評価を行い、維持管理計画書を作成します。また、補修・補強方法の検討も行います。
主な業務内容は以下のとおりです。
・港湾構造物の健全度評価
・維持管理計画書の作成
・補修、補強対策の検討
保有技術
・非接触型渦流探傷装置(RTD-INCOTEST)による肉厚測定
この工法は、鋼構造物に付着した水中部のカキ殻等を除去せずに肉厚測定ができるため、調査範囲が広い場合などに有利である他、カキ殻等の産業廃棄物を回収・処分する必要がありません。
また、面的に連続したデータの取得が可能となるため、施設の腐食状況をより広範囲に把握することができます。